利益の確定

利益の確定

不動産投資にピリオドを打つのは、投資した物件を売却することです。売却すると決めたら速やかに且つ少しでも益が取れるよう時期を見るべきです。物件の売却額は高いに越したことはないのですが、その分税金も高額となってきます。それまでに得てきた投資益と物件購入時に銀行ローンを組んでいたら、ローン完済しても資金がブラスとなっていなければ意味がありません。

売却は、不動産業者に頼ることになりますので、税金以外にも不動産仲介手数料が物件売却額の数パーセントは取られることになります。景気が良く物件需要が高まっている時なら売却も利益を確定する上での手でありますが、それほど高く売却できる見通しもない場合は、継続して家賃収入を確保していくことが賢明かもしれません。

いざ売却ということになると、売却契約書に必ず「瑕疵担保免責」という条項があります。つまり、買い手側から見れば、しっかりした物件であることを前提としており、万が一物件売却後に不備や損傷があることが判明すると、この瑕疵担保免責を理由に物件の改善要求が出されます。当然、瑕疵の調査を不動産業者に依頼することになりますので、調査費用と修繕費などコストがかかることを想定して売却に臨むことが肝心となります。

これらのことを全てクリアーして、なお利益が出れば売却は実行しても良いのですが、長いこと物件を賃貸していれば、予め修繕をした上でないと物件を手放すことは、そう簡単ではないことも知っておくべきでしょう。

目先の売却益にとらわれることなく、税金問題、不動産仲介手数流、瑕疵担保で買い手側からクレームが出ない対策を行って物件売却は慎重に行ってください。