借入れに伴うコスト

大都会では公共交通機関も発達していますし、駐車場代も高いので、車を持たず必要なときに借りるという選択を取る人も少なくありません。
では、レンタカーを借りるコストを考えてみます。
年間利用の状況は前のYさんと同様とし、毎週末にミニドライブでレンタカーを利用すると仮定しましょう。

・車の借り入れコスト(1カ月分)
レンタカー代 3万8880円(24時間まで・プリウスクラス)一

ガソリン代 2550円

合計 41,430円

こうしてコスト計算をしてみると、所有でおよそ月7万円、レンタカーで月4.2万円です。
3万円弱の節約をどうみるかは収入にもよりますが、さほど違わないと感じるなら所有を選択するという判断もあり得るでしょう。
もちろん、自宅に利用可能な駐車場スペースがあるのであれば、駐車場代がかからず両者の差はかなり肉薄することになってきます。
最近はハイブリッドカー(HV車)がよく売れています。
では、ハイブリッドの経済性はどうでしょうか。
HV車は普通乗用車にモーターとバッテリーが加わり、新技術が駆使されている分、高額になっています。
そこを燃費の良さでどこまでカバーできるかに関心が注がれます。
車種によりますが、パンフレット上は40キロ/Lという数字が目に飛び込んできます。
一般にHV車は、同程度の乗用車に比べて40~50万高いと言われます。
ガソリンと電気併用で走るエコカーの先駆けです。
仮に、一般の乗用車に示されたパンフレット上の燃費が24キロ/Lとして計算してみましょう。
ガソリンは先ほどの計算でも使用したもので110円/Lとします。
そうすると、その燃費の差は年間平均5000キロ走行として、ガソリン車が4万5800円であるのに対して、HV車は2万3000円と、年間で2万円以上の差があることがわかります(充電コストは除いています)。
しかし、HV車の機能に伴う価格アップをこの燃費だけでペイするには、何年もかけ相当な距離を走らなければならないでしょう。
しかも、バッテリーは経年劣化しますので、交換も必要です。
コスト面だけから考えるとハイブリッドはお買い得にはならないようです。
でもここで忘れてはならないのは、環境への負荷です。
CO2の排出量を抑え、環境にやさしい生活を実践していく人が増えることは持続可能な社会を構築するうえで欠かせません。
最終の判断は購入者自身ですが、購入者が増えれば当然に、新技術による製品のコストも下がります。
そういった流れで、近年はハイブリッド車がだいぶ市場を占有するようになった感がありますね。
出始めの当初よりは価格の方も下がってきましたが、まだ通常のガソリン車との価格差はあるようですし、ガソリン車の方の燃費も相当改善されてきています。
いずれにせよ、全体のコストについて一度トータルで計算しておくのは、購入・非購入や、商品の選択においては非常に大切な手法ですので、実践してみて下さい。

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