金融教育の必要性

人人が暮らしていくこと、リタイア後のことも含めて考えると、いかにお金を生かすかを考えなければならない。そこで、金融教育が必要となる。金融教育とは、お金や金融の様々な働きを理解し、自らの暮らし、社会について考え、自らの生き方、価値観を磨きながら、より良い暮らし、より良い社会づくりのために、行動する力を身に着けることである。

そのためにも、生活に直結する金融について知識を得、理解しなければならない。生活のなかの金融経済という視点で、基本的なことを押さえておく。金利、為替の仕組み、債券、株式の経済上の役割。これらの金融商品の購入行動は、どんな価値を買っているのか、ということを知識として抑えるのみならず、経済や市場に対する理解も深める必要がある。

親は、家庭においても、お金のことや消費者として収入や消費の流れなどの教育が必要。そして子どもたちがどのような職業に就き、収入を得、どう運用していくのか。金融にどんな風に関わるべきか教えねばならない。働いて稼ぎ、使い、蓄えるために、お金との付き合い方、お金に関する倫理を大切にしなければならない。

子どもにお金の話をすることで、子どものころから経済は身近なもので、自分たちの生活に欠かせないものであるということ、市場経済の基本的な考え方やリスクなどを理解させる。これらの金融の基礎知識や社会保険の話しをすることで、お金をつうじて労働や社会貢献への感謝の念をもたらす。そして、お金の役割、交換の手段、価値や信用の尺度などがあることを知らしめることである。