人はなぜ働くのか?

人は報酬を働いて得る。人が働く動機は、自己実現のため、社会のためなどさまざまだが、報酬を得ることが一つ大きな目的なのではないか。そして、働いていれば嫌なことや、辛いことに対面することもある。「そういうことも給料のうちだ」と考える人もいる、そんな側面もあるだろうが、そういった考え方には組したくない。その理由は、ブラック企業の存在や、過労死につながるような勤務形態を、認めることにもなりかねないからである。それに、労働者にとっても企業にとっても、イヤな日々を送ることは決して正しい姿ではないでしょう。勤務時間の管理などについては、特に企業側に法令遵守の徹底が求められてはいるが、それを基盤としても労働者の意識に依る面が非常に大きいのではないだろうか。

企業は製品やサービスを世間に供給するが、それらを幅広く受け入れている社会は、企業の活動が世間の役に立っているということを意味する。製品やサービスが世間で受け入れられるということは、企業の利益が増え、それに伴い従業員の給料も増加することになるであろう。

企業の業績向上に伴い、労働者は間接的にではあるが、社会貢献に協力しながら、自らの収入を増加させることができるのである。そのためには「仕事が好き」であることがとても大事である。芸能界やプロスポーツ界、ビジネスの世界などで成功した人たちは、資産が一生遊んで暮らせるだけ得ているようでも、働くことをやめないケースが多い。これは彼らが仕事をすることが好きだからなのではないだろうか。こういう次元で、働くこととお金の関係は希薄化する。そうすると働く場や働き方の選択は慎重に行う必要がある。